書き方

1.スタイルシートとは

HTMLはWebページの理論構造を記述するためのもの、
それにに対して、スタイルシートはデザインを記述する。
このスタイルシートがCSS(Cascading Style Sheets)です。



2.スタイルシートの書式


セレクタ{属性:値;}


「”セレクタ”の”属性”を”値”にする」という形で設定します。 。
・セレクタとは、スタイルシートの設定対象のことです。HTMLのタグなどです。
・属性は、セレクタの何に対して設定するかを示す。色、背景、マージンなどです。
・値には、属性に対してどのようなスタイルを設定するかを示す。色属性なら赤とか



3.スタイルシートの記述方法タグに直接、スタイルを記述


<セレクタ style="属性:値;"> ○○○ </セレクタ>

(例)
<H3 style="font-size:20px; color:#ffaaaa;">サンプル用の文字</H3>



4.スタイルシートの記述方法HTML文章内にまとめて記述


<style type="text/css">
<!--
セレクタ{属性:値;}
-->
</style>


通常、<HEAD>内に記述する。
*スタイルシート未対応のブラウザのために、設定部分を<!--と-->>でくくり、コメントにします。

(例)
<style type="text/css">
<!--
H3 {font-size:20px; color:#ffaaaa;}
-->
</style>



5.スタイルシートの記述方法外部スタイルを読み込む


スタイルシートを使うページの head 内に下記のように記述してください。
<link rel="stylesheet" href="ファイル名" type="text/css">
ファイル名は、スタイルシートを記述したファイル名( ○○.css)

テキストソフトにスタイルシートを書いて、拡張子.css で保存する。

(例)

[スタイルシートファイルdesign.css]
 H3 {font-size:20px; color:#ffaaaa;}

[HTML文章]
 <html>
 <head>
 <link rel="stylesheet" href="design.css" type="text/css">

 </head>
 <body>
 <H3>サンプル用の文字</H3>
 </body>
 </html>


6.任意のセレクタを設定

スタイルにCLASSやIDという特定の識別子をふっておき、必要時応じて呼び出す
CLASSは.(ピリオド)に続けてクラス名、IDは#(シャープ)に続けてID命を指定します。
クラス名とID名は任意の名前を使用できる(英数字とハイフンが使用可能)。
IDは1つのHTML文章内で1度しか呼び出すことが出来ないことになっているが、現状のブラウザはIDであっても複数回呼び出すことが出来るため、CLASSとIDの違いはほとんどないです。

(例)CLASS
.abc { font-size:14px; color:#ffaaaa; }
<font class="abc">あああ</font> <b class="abc">あああ</b>

(例)ID
#abc { font-size:14px; color:#ffaaaa; }
<font id="abc">あああ</font> <b id="abc">あああ</b>


7.疑似クラス

セレクタに疑似クラス、疑似要素というものがあり、
疑似クラスとは、要素の状況やタイミングに対してスタイルを設定できます。
疑似要素とは、要素の特定の箇所に大してスタイルを設定できます。

○疑似クラス
 :link    <A>タグで作られたリンクのうち、未参照のもの
 :visited  <A>タグで作られたリンクのうち、すでに参照したもの
 :active   マウスボタンが押されているなどのアクティブなとき
 :focus   対象がクリックされたとき

○疑似要素
 :first-letter   要素の中の最初の1文字
 :firsst-line   要素の中の最小の1行
 :before     要素の直前
 :after       要素の直後

(例)
<style type="text/css">
<!--
A:link {background-color:yellow}
A:visited {background-color:yellow}>
>-->
</style>





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